TABITABI開店準備!収穫した作物でペースト作成
皆さまこんにちは! ゆっきーです。
スキー場は大賑わいですが、畑はしんみり物寂しいようす。今回は冬のさくらファームの様子をお伝えしていきます。
さくらファームで育てていたヘーゼルナッツ、さつまいも、栗が無事に収穫され、いよいよジェラートやお菓子に使うための準備に突入です。
そしてしの店長がキッチンにこもりオープン準備をするかたわら、農園のお仕事を取り仕切っている社長は、畑の冬支度を進めていました。
畑は冬の間はお休み
写真は栗の剪定をする社長。
栗の木は日当たりと風通しを良くすることで、花をたくさんつけさせたり、病気や害虫から守ってあげることができます。そのため、枝が増えすぎてしまった場合には取り除く必要があります。
成長の邪魔をしないよう、栗の木がお休みに入る冬に剪定を行います。
ヘーゼルナッツの木は寒さには強いですが、畑がある白馬村は豪雪地帯にあるため、雪の重みで枝が折れたり樹木自体が倒れたりする可能性があります。こうした危険に備えて、紐で縛って雪から守ります。
春に再び芽吹いてたくさんの実をつけてもらうため、冬支度もばっちり済ませました!
収穫した作物でペーストも作成中
ヘーゼルナッツは実をつけ始めたばかりで今年の収穫量が少なかったためペーストにするのは見送りました。一方で、さつまいもと栗はたくさん収穫できました!
現在、しの店長がさつまいもと栗のペーストを鋭意作成中です!
ペーストは真空パックに詰めて冷凍保存します。
真空状態にして空気に触れさせないことによって菌の繁殖を抑え、冷凍することで食材の劣化を遅くします。
真空冷凍保存であれば、1年程度は長持ちします。
年に1度の収穫の後、大急ぎで加工して、1年間分のジェラートやお菓子の材料として使っていきます。
ペースト作成のようす
まずは皮を剥いた栗を蒸してほくほくにします。
栗の皮は機械が剥いてくれるので私たちは待つだけです♪
蒸し終わった栗はこのまま使うこともできるので、真空パックに詰めて冷凍保存します。
ジェラートなどのお菓子に混ぜ込んで使うものは、蒸した栗をさらにミキサーでペースト状にして真空パックに詰めて冷凍保存します。
お次の写真は焼いたばかりのさつまいも2種で、シルクスイート(左)と種子島紫いも(右)。
シルクスイートは金色にも見える黄色、種子島紫いもは名前に負けない鮮やかな紫色です。お菓子になったら見た目も魅力的になりそうです!
焼きいもの状態も、もちろんとってもおいしいです。特にシルクスイートは、ねっとり甘くてお砂糖いらずに思えるほどです。
さつまいもは焼き上げて柔らかくした中身を取り出し、栗と同じように真空パックに詰めて冷凍保存します。
写真は冷凍保存中のさつまいもペーストです。
ジェラートやお菓子になるのが待ち遠しいです!
お店もメニューも着々と準備は進み…
皆さまに素材の良さを味わっていただくべく、ジェラートだけでなくお菓子も鋭意開発中です!
気になるメニューが登場したら、ぜひTABITABIに足を運んでいただけたらと思います。
おいしいジェラートやお菓子と一緒に、白馬村の季節ごとの風景を楽しんでいただけたらうれしいです!
風景をお店の中からも楽しめるような店舗の準備も、着々と進められています。
次回は建設中の店舗についてミッチーがお送りします。
それでは来週の金曜日をお楽しみに!
ゆっきー