手探り状態が続くヘーゼルナッツ栽培

会長 農業日記

さくらファームの畑より ~農業日記~

豊作を期待した春

今年の2月中頃には植えてから5~6年となるヘーゼルナッツの木には雄花、雌花とも沢山付きました。これは大豊作になるかと期待したのですが、丁度その頃暖かい日が続いて春が来たようだねと話し合っておりました。ところがその後例年通りにまた寒くなりました。これがヘーゼルナッツと栗の木にとっては大問題でした。三月末頃からヘーゼルナッツの樹は新芽を出し始めたのですが、新芽の大きさのままで葉が大きくならず元気のない樹や、雄花が伸びず枯れたような枝が目立ち始めました。原因が分からず、病気なのか他の原因なのかAIにも問合せてあれこれと調べましたが分からず、最終的には長野県の農村支援センターの職員の方に来てもらい、現地を見てもらいました。職員の方からすぐ言われました。「凍害」です!

凍害で受けた大きな被害

春のような暖かい日が続くとヘーゼルや栗の木は春が来たと思い、水分を吸い上げます。その後冷え込むと吸い込んだ水分が凍ってしまい、樹木の導水の機能が損なわれて元気がなくなってしまいます。ア~ァ、凍害に依る植え替えが10本ほど必要だ・・・。ヘーゼルの樹は5~6年も丹精を込めて栽培してきたのに、丁度これから実がなるのにとがっくりです。植えてから9年経つ栗の木も2本やられてしまいました。凍害の対策はリンゴの樹と同じように初冬に炭酸カルシウムを塗って、樹木の温度低下を防ぎ尚且つ樹自体を元気にするしかないようです。また仕事が増えました。老骨に鞭打って豆ったく働くしかなさそうです。

手探りで続くヘーゼルナッツ栽培

ヘーゼルナッツの樹はまだ日本に入ってきて10年と少ししか経っておらず、他の果物のように栽培手順や育て方が分かっておらず、手探り状態です。今までも急に枯れてみたり、虫が付いたりで試行錯誤の連続です。毎年枯れてしまったり雪でやられたりで20本程度は植え替えています。

実りへの希望

しかしヘーゼルナッツの樹の中には凍害にも負けず、頑張ってしっかり実を付けた樹もいます。TABITABI裏の畑の中の5年経った樹にもしっかりと実を付けて頑張っている良い子も沢山います。今年の9月には新しいナッツが採れますよ。乞うご期待です。